この度、和歌山大学国際観光学研究センターならびに観光学部では、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻専攻長・教授、国際自然保護連合(IUCN)世界保護地域委員会委員の吉田正人氏、東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授の福永真弓氏を基調講演講師にお迎えし、「世界遺産の順応的ガバナンスとその守り手としてのサステイナブル・ツーリズム」と題したセミナーを開催することとなりました。
本セミナーでは、「世界遺産」を通じたサステイナブル・ツーリズムについて検証し、「遺産化」の過程でどのような価値観、プロセスや利害関係が生じるかについて討論するとともに、国内外の複数の事例から、世界遺産地域内のステークホルダーと、地域外の関係者との間にある価値観の「ズレ」についても分析し、持続可能な観光の理論・実践について模索したいと考えています。
事前の参加申し込みや、参加費などは不要です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
記
「世界遺産の順応的ガバナンスとその守り手としてのサステイナブル・ツーリズム」
日時:2017年2月23日(木)10時~15時
会場:和歌山大学 観光学部棟 T101 教室(和歌山市栄谷930)
プログラム:
基調講演1「自然と文化をつなぐ世界遺産条約 ~自然と文化の分断を超えて」
吉田 正人氏
(筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻 専攻長・教授、国際自然保護連合(IUCN)世界保護地域委員会委員)
基調講演2「ツールとしての風景:ズレと交渉の地域史からみる順応的ガバナンスの可能性」
福永 真弓氏
(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)
参加費・参加申し込み:不要
主催:和歌山大学国際観光学研究センター、観光学部
本件に関するお問い合わせ先:
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL 073-457-7025 / E-mail info-ctr@center.wakayama-u.ac.jp
※プログラム等の詳細はhttp://www.wakayama-u.ac.jp/ctr/news/2017020600033/をご覧ください。