和歌山大学国際観光学研究センター(CTR)では、2016年度より夏・冬の年2回、「観光教育研究セミナーin東京」を開催しており、特に夏のセミナーにおいては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に前後して開催されるメガスポーツイベントを契機として日本社会に何が問われるのか、さまざまなトピックを取り上げています。
シリーズ第3弾の今回は、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の原田宗彦氏を基調講演講師にお招きし、ポスト2020年に向けたスポーツ都市戦略についてお話いただくとともに、地域活性化やその展開についても考えます。
また今回のセミナーは、CTRが年間テーマとして掲げる「観光とSDGs」 の観点も踏まえ、「SDGs#11:住み続けられるまちづくりを」達成への貢献も提起します。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
*参加には、事前のお申し込みが必要です。詳細は下記をご覧ください。
記
観光教育研究セミナー2018 Vol.1 in 東京
CTR Seminar Series 2018 in 東京 – Tourism and SDGs –
「スポーツ ツーリズム3 ~メガイベントが日本社会を変える~」
- 概要
日本では2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、スポーツに対する関心が全国的な高まりを見せています。しかし重要なのは、ポスト2020年に向けた対応であり、進展する高齢化と人口減がもたらす都市と地域の停滞を防ぐ戦略的な取り組みであると考えます。スポーツ都市戦略は、スポーツで人を動かす仕組みをつくることによって、スポーツで地方を活性化することを目的としています。地域においてスポーツを活性化する「インナーの政策」と、スポーツツーリズムによってスポーツ合宿やスポーツイベントを誘致する「アウターの政策」、これらを同時に展開することが重要な鍵となり、今後のスポーツ都市戦略のあり方について考えます。
パネルディスカッションでは、音声ガイドアプリ(e.g., Pokke)やモバイル決済(e.g., WeChatPay)など、最新のITを活用したポスト2020年のスポーツ都市戦略について考え、議論します。
- 日時:2018年8月10日(金)15時~17時30分(受付 14時30分~)
- 会場:フクラシア品川クリスタルスクエア(港南口)3階 会議室G
(〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 *JR 品川駅港南口/京浜急行品川駅から徒歩8 分) - 基調講演
「ポスト2020 年に向けたスポーツ都市戦略」
原田 宗彦(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授) - パネルディスカッション
「スポーツツーリズム最前線-IT を活用したポスト2020 年のスポーツ都市戦略を考える」
(パネリスト)押見 大地(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科 講師)
山下 真輝(株式会社JTB 総合研究所 主席研究員)
(コメンテーター)原田 宗彦
(モデレーター)伊藤 央二(和歌山大学 国際観光学研究センター 研究員/Tourism & Sports ユニットサブリーダー、同 観光学部 准教授) - 定員:100名
- 参加費:無料
- 参加申込:
Eメールでのみ、参加申し込みを受け付けます。本文に「お名前」「ご連絡先電話番号」をご記入のうえ、下記までお申し込みください。
* 参加申込期日:2018 年8月3日(金)17 時 - 主催:和歌山大学 国際観光学研究センター
- 共催:和歌山大学 観光学部
- 後援:スポーツ庁(予定)、観光庁、日本スポーツツーリズム推進機構、
和歌山大学観光学部同窓会「飛耀会」、和歌山大学経済学部同窓会「柑芦会」東京支部 - 参加申し込み、および本件に関するお問い合わせ先:
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL 073-457-7025 / E-mail info-ctr@center.wakayama-u.ac.jp
※プログラム等の詳細はhttps://www.wakayama-u.ac.jp/ctr/news/2018060700103/をご覧ください。