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日本交通公社:機関誌『観光文化』236号の発行

観光学術学会会員各位

公益財団法人日本交通公社
会長 末永安生

『観光文化』236号発行のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。当財団の活動につきましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日は、1月下旬に発行いたしました当財団の機関誌『観光文化』第236号のご案内をさせていただきます。

今号の特集および企画趣旨は以下のとおりでございます。

特  集:「人生に旅を! 節目旅行ノススメ」

旅に出るきっかけを“節目”に求めるのは日本人だけではないでしょうが、旧暦にみられるように季節の変化がはっきりし、伊勢参りのように本音と建前を使い分ける日本人は、節目をいわば言い訳に旅に出る傾向が強いと思います。
近年、若者の間では、“節目に旅に出る”から“旅に出ることで人生に節目を作る”、つまり希薄になった地縁、血縁などの人間関係を円滑にするため、仲間と一緒に旅に出かけることで節目を作るという知恵が生み出されているとも言われています。節目旅行の意味が大きく変わろうとしているとみることもでき、地域がこうした新たな需要に対応していくことも一考に値するのではないでしょうか。
旅行は昭和が生んだ庶民の新しい大衆文化であるとした『旅行ノススメ』(白幡洋三郎・中央公論)から20数年。平成を超えて次の時代に節目旅行は地域に何をもたらすのでしょうか。

当財団のホームページで公開をしております。
https://www.jtb.or.jp/publication-symposium/book/tourism-culture
https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2018/01/bunka236.pdf

ご高覧をいただき、ご意見やご感想を賜れば幸いでございます。

敬具

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有沢徹郎
公益財団法人日本交通公社 観光文化情報センター 編集室
〒107-0062東京都港区南青山2-7-29日本交通公社ビル
TEL 03-5770-8364 FAX 03-5770-8359
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