一般研究発表(21発表)、テーマセッション(5テーマ、発表)、大学院生育成セミナー(6発表)は、次の6会場にて発表が行われる予定です。*マークは大学院生です。
第1会場
13:00~13:30
発表番号:101
座長:遠藤英樹
移動とモビリティ
―固定され通過されてきた空間をめぐって
発表者:根岸海馬(立教大学)
13:30~15:00
発表番号:T1
テーマセッション①
観光学3.0へ向けて
—ツーリズム・モビリティの再考から
発表3名(各15分)+討論(45分)=90分
- 神田孝治:観光学3.0とアッセンブリッジというレンズ
- 遠藤英樹:グローバルな複雑性を加速させよ!―「コミュニケーションの連鎖」の軸心(axis)としての観光
- 山口 誠:観光のドラマトゥルギー試論―「世界」の集合的上演と「観光的リアリティ」の協演
- 司会:高岡文章
- コメンテーター:須藤廣・松本健太郎・原一樹・安田慎
15:15~15:45
発表番号:102
座長:木村至聖
「伝統的な田舎の村」の変容
―トルコ地中海地方ゲレミシュ村におけるレンタルヴィラの乱立の事例からみた観光イメージと現実の相互作用
- 発表者:田中英資(北海道大学大学院)
15:45~17:25
発表番号:T2
テーマセッション②
「社会的なものとしての移動」を考える
―ケーススタディからみるツーリズム・モビリティのポリティクス
発表4名(各20分)+討論(20分)=100分
- 遠藤理一:敗戦直後の米軍兵士向け観光事業とツーリズム・モビリティのポリティクス
- 王楚君:テーマパークにおける「遺産」の創出―古北水鎮を事例に
- 佐久眞沙也加:沖縄県民大会ツアーにみる米軍基地反対運動と軍事化された空間の観光体験
- 石野隆美:空港空間における観光者へのまなざし―観光からモビリティの政治を考えるために
- コメンテーター:金明柱
第2会場
13:30~15:00
発表番号:T3
テーマセッション②
移動前提社会の可能性と移動者の課題
趣旨(10分)+発表4名(各15分)+討論(50分)=120分
- 敷田麻実:移動前提社会の可能性と移動者の課題
- 鈴木晃志郎:移動の前景化をめぐる一試論
- 川澄 厚志:移動者の地域資源の共有に関する実態把握
- 齋藤千恵:災害と移動
- 中子 富貴子:終末期における高齢者の移動
15:15~15:45
発表番号:201
座長:千住一
戦時石油統制下における地方バス観光の展開
―日中戦争期、宮崎バスによる参宮バス運行のケース・スタディ
- 発表者:長谷川司(東京福祉大学)
15:45~17:15
発表番号:T4
テーマセッション④
アフリカ地域研究からみる少数民族観光:「プロジェクト型観光」に着目して
発表5名(各15分)+コメント1名(10分)+討論(15分)=100分
- 丸山淳子:観光は「文化継承」に貢献するか ―ボツワナ狩猟採集社会の事例から
- 目黒紀夫:21世紀におけるマサイ文化の表象と実践―ケニア南部におけるマサイ遺産博物館の事例から
- 中村香子:コミュニティによる野生動物保護がもたらす観光便益と地域社会の混乱と分断―ケニア牧畜社会の事例から
- 八塚春名:観光による文化の継承と土地の喪失―タンザニア狩猟採集社会の事例から
- 西﨑伸子:観光に託す平和への希望―感染症、紛争、気候変動の災禍に直面するエチオピア少数民族社会の事例から
- コメンテーター:岩原紘伊
第3会場
13:00~13:30
発表番号:301
座長:山田香織
観光まちづくりの現状とレジリエンス
―コロナ禍における観光まちづくり全国調査の中間報告(1)
- 発表者:
- 韓準祐(多摩大学)
- 間中光(追手門学院大学)
- 四本幸夫 (立命館アジア太平洋大学)
13:30~14:00
発表番号:302
座長:山田香織
コロナ禍後を見据えた観光まちづくりの展望と課題
―コロナ禍における観光まちづくり全国調査の中間報告(2)
- 発表者:
- 四本幸夫(立命館アジア太平洋大学)
- 越智正樹(琉球大学)
- 森重昌之(阪南大学)
14:00~14:30
発表番号:303
座長:山田香織
COVID-19 で生じたソーシャルディスタンス並びに余暇時間に関する一考察
―愛知県日間賀島を事例として
- 発表者:林春伽(仙台青葉学院短期大学)
14:30~15:00
発表番号:304
座長:山本理佳
コロナ禍における観光産業で働く子育て女性の労働と生活
―宿泊業で働く女性達への就労継続に関するインタビュー調査
- 発表者:清水友理子(浜松学院大学)
15:15~15:45
発表番号:305
座長:山本理佳
コロナ禍での日本人のクルーズ旅行に対する意向や態度
―Leximancerを使用した分析
- 発表者:屋宜智恵美(琉球大学)
15:45~17:15
発表番号:T5
テーマセッション⑤
マス・ツーリズムとしてのバックパッキング
発表 3名(各20分)+討論(30分)=90分
- 新井克弥:わが国におけるマス・ツーリズムとしてのバックパッキング
- 須藤廣:『深夜特急』前夜のバックパッカー―1985~86年香港「ラッキーゲストハウス」の書き込み帳をもとに
- 鍋倉咲希:「みんなと一緒に行く自分らしい旅」―2000年代以降のバックパッキングと共同性
- コメンテーター:松本健太郎
第4会場
13:00~13:30
発表番号:401
座長:寺岡伸悟
教育されるホスト
―高校の観光教育における「観光的な交流」をめぐる試論
- 発表者:中植渚*(立教大学大学院)
13:30~14:00
発表番号:402
座長:寺岡伸悟
観光教育におけるGCET活用の試み
―授業実践から導く活用方法の提案
- 発表者:東悦子(和歌山大学)
14:00~14:30
発表番号:403
座長:渡部瑞希
マレーシアのアウトバウンド観光の近年の動向
―近年の成長の背景とその動向について
- 発表者:宇高雄志(兵庫県立大学)
14:30~15:00
発表番号:404
座長:渡部瑞希
国際観光振興における外交的観点の重要性
―国際イベントとインバウンド誘致、および外交戦略の接点を検討する
- 発表者:小澤考人(東海大学)
15:15~15:45
発表番号:405
座長:原一樹
Beingとしての観光のあり方と中山間地域のこれから
―宮崎県西米良村での調査を事例に
- 発表者:福島三穂子(宮崎大学)
15:45~16:15
発表番号:406
座長:原一樹
観光における滞在の可能性
―ハイデガーの旅行記より
- 発表者:紀平知樹(兵庫県立大学)
16:15~16:45
発表番号:407
座長:吉兼秀夫
地域社会は来訪者との接点をいかに築くか
―沖縄県石垣市白保地区を事例に
- 発表者:森重昌之(阪南大学)
16:45~17:15
発表番号:408
座長:吉兼秀夫
豊島美術館の鑑賞者に対する介入的観光調査は何を語るか
―写真誘導法による実験
- 発表者:金光淳(京都産業大学)
17:15~17:45
発表番号:409
座長:吉兼秀夫
地域芸術祭における住民意識の変化
―瀬戸内国際芸術祭での経年調査から
- 発表者:山本暁美*(東京大学大学院)
第5会場
13:00~13:30
発表番号:501
座長:澁谷和樹
ディスティネーションマーケティングとフィルムツーリズムの共創
―アクターネットワーク理論の分析
- 発表者:中山千尋(明治大学)
13:30~14:00
発表番号:502
座長:澁谷和樹
観光研究の感情/情動論的転回
―「感情ネクサス」の生成について
- 発表者:橋本和也(京都文教大学)
14:00~14:30
発表番号:503
座長:片山明久
メディアにおける観光客のパフォーマンスの特徴に関する研究
- 発表者:金千*(北海道大学大学院)
14:30~15:00
発表番号:504
座長:片山明久
地域学を視座としたアニメツーリズム研究の予備的考察
―地域とアニメ聖地の整理
- 発表者:平林柚葵(松本看護大学・松本短期大学)
15:15~16:15
発表番号:院生③
座長:須永和博
冒険旅行者の越境学習者化の説明仮説に関する一考察
- 発表者:赤穂雄磨(北陸先端科学技術大学院大学)
- コメンテーター:遠藤英樹
16:15~17:15
発表番号:院生④
座長:中谷哲弥
訪日外国人観光客に対する持続可能な酒蔵ツーリズムの整備・推進におけるDMOの役割
- 発表者:橘昌尚(和歌山大学大学院)
- コメンテーター:越智正樹
第6会場
13:00~14:00
発表番号:院生①
座長:薬師寺浩之
インバウンド観光客のモチベーションと結果行動に関する一考察
―京都市を例に
- 発表者:寇露(和歌山大学大学院)
- コメンテーター:高井典子
14:00~15:00
発表番号:院生②
座長:間中光
地域資源の情報発信による地域の魅力度・認知度向上に関する研究
- 発表者:柴田海斗(早稲田大学大学院)
- コメンテーター:崔瑛
15:15~16:15
発表番号:院生⑤
座長:薬師寺浩之
中甸県から香格里拉県へ
―雲南省迪慶蔵族自治州中甸県のツーリズムの歴史的展開
- 発表者:BAI LU(駒澤大学大学院)
- コメンテーター:松村嘉久
16:15~17:15
発表番号:院生⑥
座長:韓準祐
コロナ禍における地方商店街における百貨店の役割について
- 発表者:古井幹也(和歌山大学大学院)
- コメンテーター:神田孝治