第12回研究集会は、以下の通り開催を予定しております。
開催日
2025年2月22日(土)
午前:大学院生育成セミナー
午後:シンポジウム
※対面開催を予定しております。
会場
愛知淑徳大学 星が丘キャンパス 1号館
(名古屋市千種区桜が丘23)
名古屋駅より地下鉄東山線「星ヶ丘」まで約18分。
「星ヶ丘」(3番出口)から徒歩約3分。
交通アクセス:https://www.aasa.ac.jp/guidance/campus_guide/map.html
共催
イスラミック・ツーリズム研究会(日本学術振興会・科研費・基盤研究(B)「イスラミック・ツーリズムにおける宗教資源フローをめぐる実証研究」、代表:安田慎)
日本学術振興会・科研費・挑戦的研究(萌芽)「観光が浮かび上がらせる移動のポリティクスーークリティカル・ツーリズムの視点から」(代表:遠藤理一)
スケジュール
午前:大学院生育成セミナー
午後:シンポジウム
参加費および参加申し込み
一般:500円
学部学生:無料
※学部学生のみなさんは参加無料ですが、必ず参加申込みをお願いします
シンポジウムテーマおよび開催趣旨
テーマ
観光と文学--虚構と現実を創造する力の可能性を問い直す
開催趣旨
近年、観光研究と文学研究の間で、文学作品をめぐってさまざまな交錯がみられるようになっている。観光研究においては、文学作品を「コンテンツ」と捉えることによって、観光資源として空間の意味付けに活用する動きが活発になっている。他方で文学研究においても、フィクション・ノンフィクションとしての文学作品が観光との関わりをもつなかで、現実世界を反映しつつも、作品を通じて新たな世界を構築する力を内包している点に注目し、分析を進めるようになっている。それぞれの研究潮流において多様な議論が展開される過程で、観光における文学とは何であるのか、あるいは文学における観光とは何であるのか、その可能性を今一度問い直すことが必要であろう。両者の関係を問い直すことはまた、文学作品の可能性を高めるだけでなく、観光そのものが内包するポテンシャルを広げていくことにもなるであろう。そこで本シンポジウムでは、観光と文学をめぐる関係を、多様な学術領域の研究者たちとの議論を通じて今一度問い直しながら、シンポジウム参加者とともにその意義を探っていくことにしたい。
発表者
総合司会・趣旨説明:安田慎
舛谷鋭(立教大学観光学部、観光文学研究、華人文学研究)
石橋正孝(立教大学観光学部、フランス文学研究)
安ウンビョル(東京大学情報学環、メディア研究、韓国文学)
谷崎友紀(京都文教大学、歴史地理学)
コメンテーター
遠藤理一(和歌山大学観光学部、歴史学)
大川朝子(昭文社、ことりっぷブランドビジネス担当)
タイムスケジュール
1月中旬頃公開予定です。
大学院生育成セミナー
観光学術学会では大学院生の育成と交流を目的として、2025年2月22日(土)に開催される第12回研究集会において、大学院生育成セミナーを開催いたします。
このセミナーは、大学院生(修士・博士課程)が自分の研究内容を報告するだけではなく、報告内容に関連する専門分野のコメンテータから今後の研究に有意義なアドバイスを得ることに大きな特徴があります(コメンテータの指名は学会集会委員会が行います)。
大学院生であれば、研究の進捗の程度を問わず、だれでも応募することが可能です。セミナーで発表を希望する大学院生の方はこちらを一読のうえ、期日までに応募してください。
<注意事項>
本セミナーでの発表を希望される方につきましては、研究集会運営上、すべての応募に応じられない場合があります。また、応募者に対して、個別にご相談させていただく場合があります。この点、あらかじめご理解ください。
必ず発表用資料を準備してください。印刷してご持参くださいますようお願いいたします。
応募方法
以下を参照の上、お申込みください。
応募締め切り:2025年1月13日(月・祝)
第12回研究集会「大学院生育成セミナー」発表者募集のお知らせ
開催日時
2025年2月22日(土)午前中を予定しています。