お知らせ
学会賞について
観光学術学会では、観光学の学術的発展をはかることを目的とし、その発展に貢献する研究成果を顕彰する学会賞授与制度を設けています。
学会賞は次の9種です。
- 著作賞
観光学の発展に寄与した著作の著者に授与する。原則として単独執筆のものとする。前年までの過去3年間に
発行されたものを対象とする。 - 著作奨励賞
観光学の発展に寄与した著作の39歳以下(発表時)の著者に授与する。原則として単独執筆のものとする。前
年までの過去3年間に発行されたものを対象とする。 - 教育・啓蒙著作賞
観光学の教育・啓蒙に寄与した著作の著者に授与する。前年までの過去3年間に発行されたものを対象とす
る。 - 論文賞
観光学の発展に寄与した論文の著者に授与する。前年度に発行された『観光学評論』に掲載された論文を対象
とする。 - 論文奨励賞
観光学の発展に寄与した論文の39歳以下(発表時)の著者に授与する。前年度に発行された『観光学評論』に
掲載された論文を対象とする。 - 大学院生論文賞
観光学の発展に寄与した論文の大学院生の著者に授与する。前年度に発行された『観光学評論』に掲載された
論文を対象とする。 - 大学院生発表奨励賞
当該年度の大会における大学院生(発表時)の発表者に授与する。 - 学部学生発表奨励賞
当該年度の大会における学部学生(発表時)のポスター発表者に授与する。 - 観光企画・作品賞
すぐれた観光企画・作品の企画・制作者に授与する。前年までの過去3年間の実績を対象とする。
* なお、論文賞等他の学会賞については、学会賞選考委員会において対象者を選考します。
詳細は、学会賞規定を参照ください。
これまでの受賞者一覧
2025年度学会賞候補作募集について
観光学術学会では、観光学の学術的発展をはかることを目的とし、その発展に貢献する研究成果を顕彰する学会賞授与制度を設けています。
下記のとおり、候補作を募集いたしますので、会員の皆様からの積極的なご推薦をお願い申し上げます。
推薦に必要な書類を添えて、観光学術学会事務局までご推薦ください。書類は郵送でのみ受付いたします。概要
- 推薦の締切:2025年1月31日(必着)
- 学会賞の種類と対象となるもの
1. 著作賞: 2022年1月1日~2024年12月31日に発行された著書の著者
2. 著作奨励賞: 2022年1月1日~2024年12月31日に発行された著書で、39歳以下(発表時)の著者
3. 教育・啓蒙著作賞: 2022年1月1日~2024年12月31日に発行された著書の著者
4. 観光企画・作品賞: 2022年1月1日~2024年12月31日に開催・発表・企画されたものの制作者
* なお、論文賞等他の学会賞については、学会賞選考委員会において対象者を選考する。
詳細は、学会賞規定を参照のこと。 - 選考の方法
自薦・他薦により候補作を募集する。自薦の場合は会員であること。
他薦の場合、推薦人は会員であることを要するが、受賞対象者は会員であることを問わない。詳細は以下のとおり。
1人の推薦者が一度に推薦できる件数は、各部門において1件とする。 <受賞対象者詳細>- 著作賞自薦の場合
- 会員であることを要する
- 共著を認めるが、代表者1名を決めて推薦すること
- 著作賞他薦の場合
- 推薦者は会員であることを要するが、受賞対象者は会員であることを問わない
- 共著を認めるが、推薦者は著者らに事前に相談の上、代表者1名を決めて推薦すること
- 著作奨励賞自薦の場合
- 会員であることを要する
- 推薦する著作の著者全員が著作発表時に39歳以下であることを要する
- 共著を認めるが、代表者1名を決めて推薦すること
- 著作奨励賞他薦の場合
- 推薦者は会員であることを要するが、受賞対象者は会員であることを問わない
- 推薦する著作の著者全員が著作発表時に39歳以下であることを要する
- 共著を認めるが、推薦者は著者らに事前に相談の上、代表者1名を決めて推薦すること
- 観光企画・作品賞の場合
- 会員であることを要する
- 共同制作を認めるが、代表者1名を決めて推薦すること(他薦の場合は、推薦者は著者らに事前に相談の上、推薦すること)
- 著作賞自薦の場合
- 推薦に必要な提出書類
*他薦の場合、著者に推薦する旨事前に了承を得て、献本の依頼を行うこと
*観光企画・作品賞の場合は、作成したものがあれば、それぞれ添付すること - 推薦書類の送付先
〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町1-50-3
観光学術学会事務局 学会賞受賞候補者選考委員会 - 通知
受賞者以外の応募者には通知を行わない。
問い合わせ
観光学術学会 事務局
545-0021 大阪市阿倍野区阪南町1-50-3
(有)CR-ASSIST内
tel: 06-6624-1127 fax: 06-6624-0027
E-mail:tourismjsts.sc2024年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 著作賞
市野澤潤平著『被災した楽園ー2004年インド洋津波とプーケットの観光人類学』(ナカニシヤ出版、2023年3月)(講評) - 教育・啓蒙著作賞
高柳友彦著『温泉旅行の近現代』(吉川弘文館、2023年12月)(講評) - 観光企画・作品賞
尾家建生・高田剛司・杉山尚美著『ガストロノミーツーリズムー食文化と観光地域づくり』(学芸出版社、2023年)(講評) - 著作奨励賞、論文賞、論文奨励賞、大学院生論文賞:該当なし
- 著作賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀賞
「非体験者による伝承活動の意義―広島の被爆体験伝承者活動を事例に」
立教大学観光学部 西野月 - 優秀賞
1.「「ガチ中華」か「郷土料理」か ー大阪・日本橋における中国料理へのまなざしと経験」
和歌山大学観光学部 手塚有海
2.「被災地に千羽鶴を贈る行為の再検討」
立教大学観光学部 中村悠人
3.「学生ボランティアツーリストの観光経験」
和歌山大学観光学部 松本頼憲
- 最優秀賞
- 大学院生発表奨励賞(講評)
- 優秀賞
「観光資源」を観光対象として機能させる劇場・パフォーマンスのあり方に関する考察――中国の「旅游演芸」を事例に
北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 楊 欣霖
- 優秀賞
- 学会賞
2023年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀賞
「ピコツーリズム実験
―冷たい世界を熱く観る観光の研究と実践」
獨協大学外国語学部 毛塚依玲、中村遥、新島琴乃、大口有香 - 優秀賞
1.「ペット・ツーリズムが照らす現代社会」
立教大学観光学部 西野月、森あこ、木村千奈都、町山奈々美
2.「妖怪文化の観光利用についての分析」
和歌山大学観光学部 野田優
3.「K-POPファンダムがバーチャルプラットフォームに構築する観光空間の特性
―コロナ以後のK-POPコンテンツとファンダムの変化に着目して」
愛媛大学社会共創学部 池田こころ、永本瑞季、湯谷夏生
- 最優秀賞
- 大学院生発奨励賞:該当なし
2022年度学会賞受賞者一覧
2021年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀賞
「コロナ禍における行動と意思決定からみる若者のツーリズム・リテラシー
― 愛媛大学の学生を事例に―」
愛媛大学社会共創学部 坂本夢衣/岡本悠暉/渡部美咲/松下真佑/岡野尚人/渡邉洋心 - 優秀賞
「グローバルシティ新大久保のまなざしと内実」
立教大学観光学部 筑波まりも/桒原巳沙 - 優秀賞
「道の駅「ねごろ歴史の丘」に関するSNS投稿データ分析と情報発信への展開」
和歌山大学観光学部 宮井凜晴/大山梨央/五味晴香/杉本情/諏訪葉瑠奈
- 最優秀賞
- 大学院生発表奨励賞
2020年度学会賞受賞者一覧
学会賞(講評)
- 著作賞
小野真由美著『国際退職移住とロングステイツーリズム―マレーシアで暮らす日本人高齢者の民族誌』(明石書店 2019年7月)(講評) - 教育・啓蒙著作賞
1.姜 聖俶著『グローバル・ツーリズム』(中央経済社 2019年3月)(講評)
2.西川克之・岡本亮輔・奈良雅史編『フィールドから読み解く観光文化学―「体験」を「研究」にする16章』(ミネルヴァ書房 2019年5月)(講評) - 著作奨励賞、企画賞、論文賞、論文奨励賞、大学院生論文賞、観光企画・作品賞:該当なし
- 著作賞
2019年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀作品
「地域住民の「文化の再発見」を促すローカルツーリズムの可能性-愛媛県今治市桜井地区を事例に-」
愛媛大学社会共創学部
山下洵子 - 優秀作品:該当なし
- 最優秀作品
- 大学院生大会発表奨励賞
2018年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 著作賞
遠藤英樹『ツーリズム・モビリティーズ – 観光と移動の社会理論』(ミネルヴァ書房 2017年3月)(講評) - 著作奨励賞、教育・啓蒙著作賞、論文賞、論文奨励賞、観光企画・作品賞:該当なし
- 著作賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀作品
「インバウンドの真価とは―100 年前の喜賓会ガイドブックから観えるもの」
獨協大学外国語学部交流文化学科
中植渚、富元美佳、志村琴乃、川口拓眞 - 優秀作品
「千葉県の食育推進を通じた地域活性化のためのゲームに関する一考察」
千葉工業大学社会システム科学部プロジェクトマネジメント学科
谷口恭果
- 最優秀作品
- 大学院生大会発表奨励賞
- 最優秀賞
「観光を「日常化」する営み ―世界遺産候補「長崎の教会群」における地域住民と「観光 なるもの」の関係」(講評)
立教大学大学院観光学研究科
石野隆美
- 最優秀賞
- 学会賞
2017年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞
- 最優秀作品:該当なし
- 優秀作品
1.「アート・プロジェクトは島の地域問題を可視化するのか、覆い隠すのか?」
京都産業大学
茶園桜、淺田康平、井上優希、魚住沙甲、奥田冴、小原聖貴
2.「ダークツーリズム論の課題と可能性」
関西学院大学社会学部
渡壁晃
- 大学院生大会発表奨励賞
- 最優秀賞
「世界遺産ジョージタウンのアートツーリズム―「アート的なもの」をめぐる観光社会学とアート研究の接合」(講評)
立教大学大学院観光学研究科
鍋倉咲希
- 最優秀賞
2016年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀作品
「アート活動を通じた地域のアイデンティティの再考―北加賀屋における工場跡地の芸術・文化的利用がもたらす地域への影響」
和歌山大学観光学部
岩永沙緒理、嶋川久瑠実 - 優秀作品
1.「きものレンタル店運営による地域活性化への貢献」
西南女学院大学観光文化学科
恒成美玖、吉田汐里、小村若菜、吉田朱里、河島亜依、奥萌々子、猪俣百恵、川子奈々、早渕笑珠、福田佳奈
2.「フォトツーリズムに対する若者と旅行業界の捉え方の差異に関する考察」
立命館大学文学部地域観光学専攻
久祢田紀久、杉林祐希、谷口由華、中野由莉子、中村美咲、仁木尚美、山下誠太、渡井沙稀
- 最優秀作品
- 大学院生大会発表奨励賞
2015年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 学部学生発表奨励賞(講評)
- 最優秀作品
「まなざしの観光―神戸はいつからオシャレになったのか」
関西大学社会学部社会学科マス・コミュニケーション学専攻
趙相宇・橋本マリア・福満葵 - 優秀作品
1. 「都市農村交流を通じた地域づくりの可能性に関する研究 ―先発地飯田市を事例に」
和歌山大学観光学部
今井寿樹・坂口未紗・貫田理紗・稲葉修武・及川美雲・平山美和子
2. 「被災地におけるコミュニティ・ベースド・ツーリズム―持続可能な地域発展にむけて」
和歌山大学観光学部
近藤真紀・小原里穂・金佳明・繁藝ひな子・高野愛梨・詫間奈々・吉村光
- 最優秀作品
2014年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞(講評)
- 著作賞
姜聖淑(カン・ソンスク)『実践から学ぶ女将のおもてなし経営』(中央経済社 2013年11月)
神田孝治『観光空間の生産と地理的想像力』(ナカニシヤ出版 2012年7月) - 著作奨励賞
宮城博文『沖縄観光ホスピタリティ産業』(晃洋書房 2013年2月) - 論文賞
曽山毅「日本統治期台湾における修学旅行の展開―『台湾日日新報』を中心に」(『観光学評論』第1巻2号、pp.185-202) - 論文奨励賞:該当なし
- 著作賞
- 学部学生発表奨励賞
- 最優秀作品
「松山市三津浜地区における古民家・空き家の利活用と地域振興―Iターン・Uターン者に着目して」
愛媛大学法文学部人文学科観光まちづくりコース
河合彩花、玉里壮司 - 優秀作品
「『自分探し』から『みんな探し』へ―ソーシャルネットワーキングツーリズムの社会学」
関西大学社会学部山口ゼミ
大橋貴史、小川実紗、隠岐亜里紗、小嶋佳保里、杉原穂果、別宮樹里、前田琴美、松原絵里佳、森本泰
- 最優秀作品
- 学会賞(講評)
2013年度学会賞受賞者一覧
- 学会賞
- 著作賞
須藤廣『ツーリズムとポストモダン社会―後期近代における観光の両義性』(明石書店 2012年) - 著作奨励賞
須永和博『エコツーリズムの民族誌―北タイ山地民カレンの生活世界』(春風社 2012年)
山口誠『ニッポンの海外旅行―若者と観光メディアの50年史』(筑摩書房 2010年) - 論文奨励賞
安田慎「倫理からシャリーア・コンプライアンスへ―オルタナティブ・ツーリズムとしてのイスラミック・ツーリズムの発展」(『観光学評論』第1巻第1号 pp. 51-67) - 論文賞:該当なし
- 著作賞
- 学部学生発表奨励賞
- 優秀作品賞
「農村ワーキングホリデーを通じてみた都市農村交流の『鏡効果』」
和歌山大学観光学部
藤井至、佐藤光里、辻史郎、横山咲子
- 優秀作品賞
- 学会賞