第12回大会につきましては、盛況のうちに終了いたしました。
2022年度学会賞につきましては、こちらをご覧ください。
おしらせ
※事前申込:6/23(金)まで
第12回大会概要
下記のとおり、開催を予定しております。
- 日 時:2023年7月8日(土)・9日(日)
- 開 催:立教大学
- 場 所:立教大学 新座キャンパス(埼玉県新座市北野1-2-26)
アクセスについてはこちらをご覧ください。 - 主 催:観光学術学会
- 開催内容
- シンポジウム 「観光マーケティング研究の新しい動き」
登壇者:佐野楓(和歌山大学)、崔 瑛(神奈川大学)、久保健治(武蔵野大学)、屋宜智恵美(琉球大学)
コメンテーター:永井隼人(和歌山大学)、髙井典子(神奈川大学)
コーディネーター:中村哲(玉川大学)
開催趣旨:マーケティングとは,「顧客,クライアント,パートナー,そして社会全体にとって価値あるものを創造し,伝え,提供し,交換するための活動,一連の制度,そしてプロセスのことである」と定義されている(American Marketing Association, 2017).コトラーらによるマーケティングのコンセプトは時代とともに新しいものが提唱され続けてきた.2010年には消費者を満足させることに加え,世界をよりよい場所にすることを目指すマーケティング3.0,2016年にはデジタル・マーケティングと伝統的マーケティングの融合を目指すマーケティング4.0,2021年にはテクノロジーと人間の共存を打ち出したマーケティング5.0が示された.このマーケティングの考え方は観光の領域にも長く適用されており,最近までに「デスティネーション・マーケティング」「プレイス・ブランディング」「DMO」「デジタル・マーケティング」など,さまざまな領域の研究が盛んに行われてきた.
2019年12月に発生した新型コロナウイルス,さらには3年以上のコロナ禍を経て,観光マーケティングを取り巻く状況は大きく変わったと考えられる.生活者の旅行に対する意識・価値観,行動の仕方が変化したほか,観光場面におけるデジタル化が一気に進んだ様相もある.また,自然環境や地元住民に配慮した持続可能なツーリズム,SDGs, ESGに対する関心が高まりつつある.その中で企業や地域はマーケティング活動をどのように展開していくのか,その動向が注目されている.
このような状況の変化を踏まえた上で本シンポジウムでは,アカデミックな観光マーケティングの研究はどのような取り組みをしているのかについて,現状の一端を参加者の皆様と共有する機会としたい.また,アカデミックな研究と実務との接続,コロナ禍とその後の観光マーケティングのあり方,今後の研究課題についても考えてみたい.
- フォーラム「日本における社会学的観光研究の展開」
登壇者:須藤廣(北九州市立大学)、堀野正人(二松学舎大学)、大橋健一(立教大学)
司会:千住一(立教大学)
コーディネーター:高岡文章(立教大学) - 学生ポスターセッション(7月8日)
- 一般研究発表 / テーマセッション / 大学院生育成セミナー(同時間帯開催)(7月9日)
- シンポジウム 「観光マーケティング研究の新しい動き」
- 参加費
一般 4,000円
学部学生 (発表要旨集あり) 1,500円
学部学生 (発表要旨集なし) 500円
懇親会・昼食について
今大会において、懇親会、昼食の準備はございません。昼食につきましては、各自ご準備いただきますようお願い申し上げます。
要旨集について
事前申込期間での参加者数をもとに印刷部数を決定します。十分な数を用意する予定ではございますが、それ以降に、参加申し込みいただきました場合、「発表要旨集」をお渡しできない可能性がございます。この場合も参加費は変わりませんので、ご了承ください。万が一お渡しできない場合には、PDF版をお渡しいたします。
タイムスケジュール
7月8日(土) 第1日目
12:30~
受付開始
12:30~13:30
14:50~15:10
17:00~17:30
学生ポスターセッション
シンポジウム開始前、シンポジウム休憩時間、シンポジウム終了後の合計3回の発表時間がございます。
13:30~17:00
シンポジウム
「観光マーケティング研究の新しい動き」
観光デジタル・トランスフォーメーションによる競争優位性の高い観光地経営
―価値共創とオープンイノベーションの視点から
佐野楓(和歌山大学)
デスティネーションマーケティングとDMOの関係性
―理論と現場のはざまで
久保健治(武蔵野大学)
和菓子業界をめぐる新たな動きとその背景
―消費者のニーズと和菓子の進化
崔 瑛(神奈川大学)
旅行者心理・行動の理解をマーケティングに繋げる
―複眼的クルーズ旅行者研究を例に
屋宜智恵美(琉球大学)
コメンテーター:永井隼人(和歌山大学)、髙井典子(神奈川大学)
コーディネーター:中村哲(玉川大学)
7月9日(日) 第2日目
9:30~11:00
フォーラム
「日本における社会学的観光研究の展開」
「社会学的観光研究」と「観光社会学」のあいだ
大橋健一(立教大学)
観光における〈真面目〉と〈遊び〉
堀野正人(二松学舎大学)
社会学と観光学との出会い、その可能性と限界
須藤廣(北九州市立大学)
司会:千住一(立教大学)
コーディネーター:高岡文章(立教大学)
11:00~12:25
授賞式
開催校挨拶
総会
13:00~
「一般研究発表」等の申込み受付について ※終了しています。
第12回大会「一般研究発表」「テーマセッション」「学生ポスターセッション」「大学院生育成セミナー」の発表について、申し込みを受付けます。詳細につきましては、各ページをご確認ください。
みなさま、ふるってご参加ください。
※一般研究発表、テーマセッション、学生ポスターセッションにお申込みいただいた場合も、別途大会参加申し込みが必要となります。必ずお申込みください。(申込開始:3月25日) ※終了いたしました。(2023年5月8日)
※別途発表にかかる費用は発生いたしません。
※原稿言語:日本語・英語
※発表言語:日本語・英語
一般研究発表
テーマセッション
学部学生ポスターセッション
大学院生育成セミナー
問合せ先
観光学術学会事務局
所在地: 〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町1-50-3
電話番号: 06-6624-1127
FAX: 06-6624-0027
E-mail:tourismjsts.sc